Meet with Greats
最近たくさんの素敵な人たちに出会いました。
会ったらその日のうちに書くべきだな、という反省も踏まえつつ、雑感を記します。
6/19
念願かなって小野さん (id:sap0220) とお会いすることができた。
比嘉さん(id:Ryu-Higa)とのリアル絡みも見れて大変満足w
お二人ともありがとうございました!
また、わいわい東京の人達に会ったのは初めてだったけど、考えたことを実際に行動に落とし込んでる人ばっかりでした。
面白い人はあらゆる世代にたくさんいる、という当たり前のことを強く感じさせられる一日になりました。
みなさまありがとうございました。
6/20,22シリコンバレーでバイオ関連の仕事をしている日本人と交流するJBCツアー参加者と立て続けに出会う。
20日はid:Poderosaさんやid:masa346さん達とランチ。
22日はJBC第二回ツアー参加者を中心に開かれた飲み会に出席。
色んな話をしたけど、なんとなく確認できたのは、
個々人のもともとの能力はあまり変わらず、何を考え、どのように行動してゆくかで自分がつくられる。
ということ。
シリコンバレーに行けばすぐ変われるわけじゃないけど、行動を通して出会った人との関わりが少しずつ自分を良い方向に進ませる気がしました。
6/24
デジタルハリウッド大学院の電子工作部の方々に会う。
機械系に進んだものの何もわからないので、社内の同期と電子工作部のようなものをやってみていましたが、やはり外部とつながってオープンに広げたいなと思って調べた結果、『電子工作部』としてTwitterやUstreamで活動中の団体が。
というわけで電子工作部・Ustreamのコメント欄で接触し、大学院へ訪問。
一緒にハンダ付けしてみたり買い物してみたり、ゆるーく過ごす。
あちらも初心者ながら積極的に活動していらして、刺激になったので、今後も絡ませてもらうことになりそうです。
電子工作を始めるにあたって色々調べた中で熱いなと思ったのがArduinoという電子工作のプラットフォーム。
誰でも自分の考えたものをつくれるようにハードウェアとソフトウェアをオープンに提供しており、既に世界で10万台以上が販売されているらしい。
また、以下の本でArduinoのライセンスについて次のように書かれていました。
Prototyping Lab ―「作りながら考える」ためのArduino実践レシピ (Make:PROJECTS)
- 作者: 小林茂
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/05/27
- メディア: 大型本
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Arduino DUemilanoveに適用されているのは、Creative Commonsライセンスの中の「Attribution-Share Alike (表示-継承)」です。これは、オリジナルのクレジットを表示し、同じ条件に従う限り、商用/非商用を問わず改変したものを自由に配布できる、というライセンスです。オープンソースハードウェアでは、Creative Commonsライセンスをも散る場合が多いのですが、もともとは音楽、映像、テキストなどのコンテンツを想定して作られたライセンスです。このため、必ずしもハードウェアには適さないという指摘もありますが、現状では他に適切なものがないため、一般的に利用されています。
(『Prototyping Lab』p52より)
ハードウェアの世界でもオープン化が進んでおり、CCライセンス絡みの話が出てくるなど、なんとなく自分の今後進む方向につながってゆきそうな予感をもっています。
JTPAシリコンバレーカンファレンス行きを決めてから始めたこのブログを初期から見にきてくださっていた比嘉さんや小野さんと出会い、その後の活動を通して知り合ったJBCの方々と出会い、カンファレンス後に関わりが深くなったオープン化の流れと新たな分野でも出会うことになるという、盛りだくさんな日々でした。
先の展開もおぼろげながら輪郭が見えてきているような気がするので、あとは、手を動かしながら考え続けるのが大事。
と、いうわけで新居にものづくり用の作業スペースをつくりました。
しょぼくてもいいから少しずつ何かつくって公開するサイクルを作り、オープンなつながりの輪に自分を馴染ませてゆけたらいいなと思ってます。
知の流動化
久々のブログ更新です。
色々書きたいことはあったものの、家にネット回線を引くのが遅れたりPCが古かったりで先延ばしにしていました。
が、先日MacBookProを購入して我が家にも21世紀が到来したのでウェブ上での活動を再開します。
3月にフィリピンに行って思ったことなど、書きたいトピックはちょこちょこあるんですが、とりあえず優先順位とか時系列は無視して思いついた順に出してゆくことに。
というわけで、ひとまず最近知的財産マネジメント研究会/smipsに参加していて学んだこと、考えたことからスタート。
先月、今月と続けて話題になったのはIntellectual Venturesという会社 (以下IV)。
正しく理解できてるかわからないけど、以下のような特徴をもつらしい。
ひたすら優秀な人材を集めて世界に必要な課題を洗い出し、それを実行する知を結集させて実行する、みたいなイメージを持った。
知を流動化させ、ととのえ、正しい方向に向けるような役割をしようとしているらしい。
産・学・官の連携とかよりもダイナミックな知の連携、所属を超えた発明者の連携を生む新しいシステムとしてのワクワク感もある一方で、その胴元をこの人たちに任せちゃって大丈夫なのかな?という不安もある。
これから必要となる発明の標準をIVにがっちりつくられてしまったら、そこに入り込めない企業はグローバル・スタンダードから取り残されて潰れるかもしれない。
一方で、伝染病の対策とかがIVの介入によって加速して解決が早まったら、それは全体にとって幸せなことかもしれない。
いい悪いの境界は定められないけど、「課題を解決」した先にある「理想的な世界」の姿は人によって違うわけで、「IVの見ている先がどこにあるのか」、によって「誰の幸せにつながるのか」ということも変わるのだろうと思う。
個人的には、知の流動化には賛成なんだけど、IVがトップダウンでまとめるより、個々人が情報を発信しあってつながる方が面白いかなと思う。
どうやんのか、ってのは難しいけど、マイナーなとこから素敵なものが生まれる方がわくわくしませんか?
とりあえず言えそうなことは、これからIVみたいな組織が成長することで、自社開発主義が主流のころよりも個人の知がオープンにつながって流動化する流れはどんどん加速するんだろうなーということ。
そして、日本はその流れには遅れているらしいということ。
上記の「オープンにつながって流動化」は優秀で考えたりなにかつくったりが好きな人にとっては心地よい環境である可能性が高いので、その流れに「日本が遅れている」としたら「優秀な人は日本から出てゆく」傾向が強まるのかな、と思う。*2
別にどうなるかなんてわかんないし、ぼく自身は機械系に就職したけどハンダ付けすらままならなかったり、回路を組んでみてダイオードが光っただけでも嬉しかったり、というレベルなので、仕事して勉強して力をつけるしかなさそうです。
いいものを生み出す輪の中に自分が入ることを夢見つつ、がんばります。
ハイチ支援イベント『HAITI AID』への参加
2/28(日)に開催されたハイチ支援のチャリティー音楽イベント『HAITI AID』に参加してきました。
出演ミュージシャンは以下の方々。
GORO / KENSEI / 井上薫 / CALM / 世界逸産<五十嵐一生(TRUMPET)、吉澤はじめ(PIANO)、荒巻 茂生(BASS)、本田珠也(DRUMS)> / shiba / SINSUKE FUJIEDA / ENO(poodles) / PIRAMI
僕自身はハイチの為に何かしようというより、最近仲良くなった音楽家のPIRAMIさんが出演されるとのことで、何かの縁だし行ってみようかなという程度の軽い気持ちで参加。
内容は、素晴らしいの一言。シンプルに、演奏の質が高くて感動的でした。
ピアノから民族楽器まで様々な楽器が演奏されているのに、それぞれが違和感なく調和して音楽が生まれていました。
飛び入りで参加されたVocalの方も素晴らしかった。
ハイチの現状については、ハイチ友の会の方から説明がありました。
死者30万人、人身売買(子供が5000円で売られる)、伝染病の蔓延、農地の荒廃...
正直言って、実感は湧きませんでした。
でも、まずは知ることから始めるしかないし、こんな活動をしてる人がいるってことをブログに書くくらいからやってみるしかないかなあということで、書いてます。
音楽イベントとかチャリティーとかほとんど無縁だったけど、ちょっとした思いやりが集まって、いい音楽が生まれるってのはいいもんですね。
単純に、参加してよかったなと思えるイベントでした。
最後は出演者みんな揃っての演奏でフィナーレ。
演奏してる人が楽しんでると、聴く方も楽しくなるという単純なことを体感しました。
色々と辛い現実があるし、国内もなかなかしんどい状況だけど、ちょっと縁があって少しお手伝いできたらする、という程度の参加の仕方を継続するのがいいかなと思ってます。
最後に、今後開かれるハイチ関連のイベントを2つご紹介
LOVE & DANCE for Haiti in Tokyo (3/7 Sun. 16:30 ~ 翌12:00, 料金2000yen)
場所:eleven (東京都港区西麻布1-10 セソーラス西麻布B1/B2)
Jephte Guillaumeを筆頭とするNYのトップDJがハイチ救済のために東京に集まるという豪華なイベント。
愛(I) HELPED HAITI (3/13 Sat. 23:00 ~ 翌6:00)
場所:SECO (東京都渋谷区渋谷1-11-1 B1F)
こちらは上のイベントよりもアットホームな雰囲気のイベントとのこと。
HAITI AIDを主催したDJ. Shibaさんも参加するそうです。
何か参考情報などある方がいらしたら、気軽にコメントください。
JBCツアー2010参加者と会ってきました☆
id:masa346さんのお誘いで今年のJBCシリコンバレ−・バイオツアーに参加する人たちに会ってきました。
立て続けに面白い人たちと会ってます。楽しきこと山の如し。
個々人について詳しくは書きませんが、立場も研究者からベンチャー社長、コンサルタントに学生と様々で、一人一人が違ったおもしろさを持っていました。
そして、それぞれ自分の関わっている分野に関しては1つ質問すると答えが10くらい返ってくる感じで、尊敬することしきり。皆かっこよす。
去年僕はJTPAの方に参加したわけですが、JBCの人たちはバイオ系に何らかのかたちで関わっているという点でJTPAの人たちより話を深めやすかったです。
ただ、IT系中心のJTPAの方々と話をしたおかげで僕のIT知識がWeb0.0からWeb0.5くらいに引き上げられた気がするし、JBCの人たちとも交流が持てているのでなかなか良い判断だったと思ってます。
前回に続いて人に会ってきたという内容のエントリですが、結論は変わらず、自分がプレーヤーとして活躍するにはどうするかを考えてゆこうという思いを強くしました。
人に会う中で勉強会などに集う仲間が得られたらインプットも加速し、目標達成への期間も縮まると思うので、良いサイクルに結びつけてゆきたいです。
僕自身はツアー参加者ではないのに快く受け入れて下さった皆さんに、そして誘って下さったmasa346さんに心より感謝します。
iGEM東大チームと会ってきました
1/30に行なわれた国立遺伝研究所60周年記念シンポジウムをきっかけに知り合ったiGEM東大チームの人たちと会ってきました。
iGEMというのはMIT主催のイベントで、生物ロボコンとも呼ばれます。
面白い機能をもった生き物をつくっちゃおうみたいな素敵な企画。
ま、あんまり詳しくないので、知ったかぶりはやめてもらった名刺の裏に書いてあった説明を引用。
iGEMとは?
主に学部生を対象とした合成生物学の世界大会です。
大腸菌などの生物の遺伝子を独自に改変し、生命現象の解明や社会生活の向上につながる機能をもたせることを目的に研究を行います。
東大チームについて
東京大学学部2年生の他、他大学の学部生も参加しています。
様々な学部・学科からの人材が集まり、異なるバックグラウンドを持った学生がそれぞれの長所を活かしながら活動しています。
スポンサー募集
11月にMITで開催されるiGEM本大会への渡航費用ならびに実験試薬代が必要です。
私たちの活動に協賛して下さる企業を募集しています。
とのこと。
いいなーと思ったのは、2番目にも書いてあるけど、まだ研究室に所属もしてなければ、専門もバラバラな人が集まって『何をつくるか?』を議論しているところ。
他大学の人も混ざっていたりする柔軟さが大変素晴らしい。
やりたい奴がやる、というシステム。
すごいなーと思ったのは資金調達の部分から自分らで計画しているところ。
それでスポンサー募集なんてことも書いてあるわけで、営業廻りに来たら企業の人も話くらい聞いてあげて欲しいなあと思う。
この時代に若者の活動に投資できる柔軟さを持った企業は伸びる気がします☆
こちらもJBCシリコンバレーツアーに参加した元気な人を連れて行ったので、シリコンバレーの話から生命の神秘、エネルギー、生きる目的まで幅広く議論が盛り上がって大変面白かったです。
その中で印象的だった話は『サポーターになるかプレーヤーになるか』という話題。
何か興そうとしている人を助けるのか、自分でやるのか?
自分も含めてサポーター的な視点に落ち着いちゃっていて、プレーヤーが足りてないのでは、という危機感をもちました。
まあ、サポーターも大事だし、自分がやるべき仕事をやるべきなんですが、逃げこんじゃいかんなあという。
というか、やっぱり単純にプレーヤーになりたいって気持ちがあるんで、やっていかんとなあと思いました。
下の世代の人に会って危機感と元気をもらった有意義な時間でした。感謝。
謹賀新年
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
昨年は、新しい人と、考え方に出会い、悩みながら動いた年でした。
シリコンバレーの空気を体感し、SVカンファレンスの参加者からも刺激をもらい、自分でも何かやろうと思って未踏プロジェクトに応募した。応募はだめだったけど、その過程で出会ったid:keitabandoさんのプロジェクトに参加することに、という不思議な展開・・・。
結果は予想できないけど、考えながら動くと様々な面で道が開けることを実感できたのは非常によかったです。
出会ったみなさんに心から感謝しています。
※IPA未踏前期に応募した書類は以下に公開しました。後ほど改めて記事を書きたいと思います。
http://docs.google.com/fileview?id=0B156-OnHa7lVODg5MDc1NzMtYjAxMC00MzM3LTgzZGItYWRiMTAzMjI5ODQ1&hl=en
動く中のベースとして本業の研究があり、立ち上げたテーマを大きく育てることができたのも自信につながりました。ただ、データを固めきれなくて投稿までいけず、自分の仕事の甘さを痛感しました。成果を出してる研究者の方々を改めてリスペクトしています。
今年の目標を、項目ごとに一行でまとめてみたところ、以下のようになりました。
<研究> (〜3月初め)
後追いではない、独自性のある展開を目指す
<仕事> (4月〜)
自分の会社が何をしているのか、ということを主体的に理解する
<学習>
インプットを多くして、今後自分の基礎となる能力を磨く
<コミュニケーション>
おもしろい人との交流を深め、その人たちと何をしたいのかを見つける
<生活>
整理整頓の改善と、感性を磨く体験を増やす
特に意識したいのは、インプットを強化して「身につける」一年にすること。
英語と、新たな専門を強くすることが、来年も含めて軸になりそうです。
(英語は、スタートダッシュとして3月にフィリピンに短期留学する予定)
昨年の反省点は、動いたぶんインプットが不足したこと。今年からは、地道に深く掘り下げる作業をしっかり進めて、武器を磨きたいと思っています。
今年もよろしくお願いいたします。
(初日の出)
オープン化に対する自分なりの立ち位置
最近は坂東さん(id:keitabando)のプロジェクトに参加させて頂いてることもあり、オープン化に関して考えることが多くなってます。
オープン化の周辺にはクリエイティブ・コモンズのようなライセンスに関する話とか、オープンイノベーションなど様々な話題がある。
どれも興味深い話で、そういったトピックに関する知識も高めていきたいし、イノベーションの現場には技術者として主体的に参加してゆきたい。
オープン化に関係している団体とか、その動きについても紹介したりしないとなと思いつつやや勉強不足だけど、まずは一個人としての考えを書いてみようと思う。
僕が「オープン化」という言葉を使うときに頭にあるのは主に以下の二つ。
-
- 情報のオープン化 - これまで公開されていなかった研究データなどの情報を公開
- 人材のオープン化 - 所属にとらわれず、解決したい課題に合わせた人材を柔軟に集める
「情報」ってのは幅広すぎるけど、ここで書くのは『研究や開発』関連のデータなどについてです。
科学関連情報のオープン化による研究の円滑化を目指すサイエンス・コモンズとか、坂東さんのMy Open Archive は1に分類されると思うけど、どちらかというと2に寄った話になりそう。
上のように分類してみたところでやはり『オープン化』という言葉は曖昧な感じがするので、その逆は何かと考えると
『囲い込み』
になるのかなと思う。オープンじゃないということは枠があるわけで、具体的には国やその他の組織が枠として働いている。
特定の組織が囲い込んでいる情報や人材を何らかの形で外に出すのが『オープン化』と考えると、少しクリアになった気がする。
そこからさらに、僕個人が『オープン化』に魅力を感じる理由を考えると、
A. 特定の組織内に人や情報が囲い込まれることによる閉塞感への反発
B. オープン化によって生じる新たな変化を楽しみたい
という感じ。
Aは少し後ろ向きな理由だけど、日本の研究室に所属している人や、会社勤めの人の多くが感じていることだと思う。
もちろんどこの国にいても感じる部分はあるのだと思うけど、シリコンバレーの大学院や会社を見て最も魅力を感じたことの一つに、枠のゆるさ・壁のなさがあった。
組織に対する反発は、組織をまとめる人に向けてしまいがちだけど、それは分かりやすいとこを攻めているだけで、本当は構成員の全てが責任者だ。
だから、それぞれが主体的に動いて、ネットワークを広げることが『オープン化』につながると思う。*1
だから組織に属しながらも、その枠に捕われないつながりを個人としてつくる。そのために行動する。というのが僕の立場。
Aが現在ある状況への反発なのに対し、Bは未来に向けたもの。こっちの方がいいっすね。
オープン化によって枠がなくなると、研究室ごととか、企業ごとではなくて個人同士がつながるようになる。
自分なりに面白いと思ったこと、やりたいと思ったことが共通した人同士が結びついて、プロジェクトが立ち上がる。
情報がオープン化されることによって、研究者や技術者という枠もなく、そこに興味を持ってコミットした人がつながるわけで、今までの仕組みの中では見つけられなかった人(例えば、特定の分野に異常な関心がある高校生とか主婦とか。id:min2-flyさんがこのエントリーの最後に書いていた100万人に1人の変わり者)も輪に入ってゆく。
その時なにがおこるのか、全く予測できないけど、むちゃくちゃ面白そうじゃないですかという単純な好奇心。
もう1とか2とかAとかBとかどうでもいいから、見てみたいw
そして、大切なのはオープン化すること自体ではなくて、その背景にある「もっと世界を面白くしたい」という志向性だと思う。
科学とか技術には本質的に枠なんかないし、研究者とか技術者をやってる人も、その分野に関して「面白い」とか「それを生かして世の中に役立てたい」と感じた人たちな訳で、その思想は枠なんか関係なく開かれたものであるはず。
それが組織とか特定の枠にとらわれて、いつの間にかうまく機能しなくなってしまうなんて悲しすぎるじゃないですか。
だから、枠を取り去った世界を広げていって、その世界で起こることを見てみたい。
そして、傍観者ではなく主体的に見たいので、自分も実力つけて一人のプレーヤーとして活躍したいってのが僕の立ち位置です。
学んで行動して創って楽しみます。
*1:むしろ、経営者は社会全体の中にある自分の組織という視点を持っているはずで、考えが固定化しやすいのは構成員かもしれない。