iGEM東大チームと会ってきました

1/30に行なわれた国立遺伝研究所60周年記念シンポジウムをきっかけに知り合ったiGEM東大チームの人たちと会ってきました。

iGEMというのはMIT主催のイベントで、生物ロボコンとも呼ばれます。
面白い機能をもった生き物をつくっちゃおうみたいな素敵な企画。
ま、あんまり詳しくないので、知ったかぶりはやめてもらった名刺の裏に書いてあった説明を引用。

iGEMとは?
主に学部生を対象とした合成生物学の世界大会です。
大腸菌などの生物の遺伝子を独自に改変し、生命現象の解明や社会生活の向上につながる機能をもたせることを目的に研究を行います。


東大チームについて
東京大学学部2年生の他、他大学の学部生も参加しています。
様々な学部・学科からの人材が集まり、異なるバックグラウンドを持った学生がそれぞれの長所を活かしながら活動しています。


スポンサー募集
11月にMITで開催されるiGEM本大会への渡航費用ならびに実験試薬代が必要です。
私たちの活動に協賛して下さる企業を募集しています。


とのこと。



いいなーと思ったのは、2番目にも書いてあるけど、まだ研究室に所属もしてなければ、専門もバラバラな人が集まって『何をつくるか?』を議論しているところ。
他大学の人も混ざっていたりする柔軟さが大変素晴らしい。
やりたい奴がやる、というシステム。


すごいなーと思ったのは資金調達の部分から自分らで計画しているところ。
それでスポンサー募集なんてことも書いてあるわけで、営業廻りに来たら企業の人も話くらい聞いてあげて欲しいなあと思う。
この時代に若者の活動に投資できる柔軟さを持った企業は伸びる気がします☆


こちらもJBCシリコンバレーツアーに参加した元気な人を連れて行ったので、シリコンバレーの話から生命の神秘、エネルギー、生きる目的まで幅広く議論が盛り上がって大変面白かったです。


その中で印象的だった話は『サポーターになるかプレーヤーになるか』という話題。

何か興そうとしている人を助けるのか、自分でやるのか?

自分も含めてサポーター的な視点に落ち着いちゃっていて、プレーヤーが足りてないのでは、という危機感をもちました。


まあ、サポーターも大事だし、自分がやるべき仕事をやるべきなんですが、逃げこんじゃいかんなあという。
というか、やっぱり単純にプレーヤーになりたいって気持ちがあるんで、やっていかんとなあと思いました。


下の世代の人に会って危機感と元気をもらった有意義な時間でした。感謝。